
もともとひとこちゃん(永久輝せあ)の歌声は好きだったんだけど、トップになってソロで歌声を響かせる機会が増えた分、公演ごとに、ますますその魅力にハマっていく、、、
これはマズいぞ。
そんな花組『蒼月抄│EL DESEO』千秋楽、ライブ配信でした。
トップとして脂が乗り切った今のタイミングで「ハマる」というのは、オタクとして大変キケンな行為でございまして。
だって退団公演に向かってボルテージが上がりまくっちゃうじゃない??(笑)
ちょっとブレーキかけ気味に、楽しまないとね。
それにしても「ひとみさ」(永久輝せあ・星空美咲)って、コンビとして最高の相性。
ビジュアルバランスも、歌声の重なり具合も、人柄も。
お互いが良いタイミングで良いパートナーと巡り合えて、ラッキーでしたね。
この二人で『エリザベート』が上演されるのは必然だったとすら思っちゃいました。
蒼月抄-平家終焉の契り-
この公演はチケットが取れなかったので、結局いちども劇場では観劇できませんでした。
そして大劇場千秋楽のライブ配信も観られなかったので、昨日のライブ配信が初観劇。
評判が良い作品だっただけに、とても楽しみにしていましたが、、、
感動しました!
ものすごーく長い平家物語を約100分間にぎゅっと凝縮しているゆえ、ちょいとザックリし過ぎていて、歴史的背景の予備知識がないと全体像を理解することは難しいとは思いましたが、そこを役者たちの芝居心で埋めていた感じですね。
ひとこちゃんの何とも言えない「人間味」がたまらん!って感じ。(笑)
そして美咲ちゃんの、凛とした情感あふれる明子さんも素敵でした。
ほのかちゃん(聖乃あすか)は、熱い感情溢れる人々の中でも、抑えた芝居が効いていましたね。
今回は辛抱役といった印象を受けました。
そして、我らがかりんちゃん(極美慎)!
めちゃくちゃ正直な感想を言っちゃいますが、、、個人的に少しばかりあの「がなり」が苦手でした。
あそこまでがなる必要ってあるのかな??と。
もっと自然な芝居でも良かったような。
それにしても、かりんちゃんって、ここのところの本公演ってこれ系の役が続いていますね。
『RRR』まで遡らないと、二枚目さんがいない。(笑)
別箱では和物の「美」を堪能させていただきましたし、ディーンもありましたが、、、本公演ではなかなかの曲者ばかり。
『記憶にございません!』では、けしてスッとした二枚目ではない、ちょっと癖のあるブンヤさん。
そして『阿修羅城の瞳』の邪空は言うまでもなく、もはや「獣」の域。(笑)
今回はまぁ、全体的には「カッコイイ」人ではありましたが、あのがなり具合でしょ。
でもって次回作『エリザベート』ではこれまた、荒くれ男のルキーニ。
いつになったら、かりんちゃんのスタンダードな二枚目を大劇場で拝めるんだろうか。(笑)
頼むよ、劇団。
あとちょっと気になったのが、芝居だけじゃなくショーも通じて、かりんちゃんの「歌唱」に変なクセがついちゃったな~って。
宝塚の、特に男役さんたちって、何故だか学年が上がれば上がるほど「クセ」がついた独特な歌唱に変化する人が多いですよね。
無理に男役として声を出そうとしているからだと思うのですが、下級生の頃にはナチュラルでとても心地よい歌声だった人が、退団するころには「クセ強め」で残念な歌唱になっている、という、ね。
ひとこちゃんの歌声は比較的ナチュラルな発声な気がする。
あーさ(朝美絢)やずんちゃん(桜木みなと)も比較的クセはない方かな?
ちなっちゃん(鳳月杏)やありちゃん(暁千星)は、随所で鼻に声がこもるのが残念だな~って、いつも思いながら聞いてます。
かりんちゃんは鼻に声がこもるというわけではないけれど、「独特の発声」になり始めてますよね。
場面ごとに声色や表現を変えるのはよくあることですが、正直、今公演でのかりんちゃんの歌唱にはそれを感じるよりも先に「どうした?かりんちゃん!」ってなりまして、、、
うーーーん。
どうにかナチュラルかりんちゃんに戻ってくれると良いのですが。
夢の音楽会で、れいこちゃん(月城かなと)もアドバイスしてくれていましたが、芝居にしても歌にしても、男役としての声を作ろうとし過ぎないことが「極美慎」の魅力に繋がると思うんですよね。
これからのかりんちゃん、どうなっていくのか、、、。
守貞親王のたらゆめちゃん(彩葉ゆめ)、なんて可愛らしいんでしょう♡
エリザではふたたび「少年」ルドルフなのかな?
ディーンでも少年だったし、、、そろそろ娘役としての大劇場、抜擢が見たいな~。
他に印象的だったのは平知章を演じたまるちゃん(美空真瑠)。
彼女は芝居がぴかイチですね。
105期は新公主演者が乱立しているので、組替えも含め、この先誰が先陣を切って進んで行くのかは分かりませんが、この芸達者振りを見ていると、彼女に関して言えば「支える側のスター」という印象を受けます。
さて、どうなることやら。
EL DESEO
幕開き、銀橋での二枚目勢揃いの「女装」大会。(笑)
ここでもかりんちゃんのクセの強すぎる歌唱が、ちょっと私にはムリだった、、、
もっと力を抜いて、ナチュラルかりんでお願い。
他の3人の歌唱がナチュラルなだけに、かりんちゃん、ちょい浮き。
ビジュアルは文句なしなんだけどな。
それにしても、みごとに聖乃あすか、極美慎のシンメトリーでしたね。
散々言われていたから、わかっちゃいたけど、、、すべてにおいて「W」過ぎた。(笑)
けど、おかげさまで見応えたっぷり。
いつまでもこの体制が続くことはないだろうから、貴重な景色を楽しませて頂こう♡
全体的に「星組チック」なショーですね。(笑)
でも、この熱さを花組で見られて、ものすごーくワクワクしました!
ひとこちゃん、、、なんて素敵なトップスターなんだっ!と、何度も思ったショーでした。
あとね、美咲ちゃんの歌声、大好き!!
地声でも高音でも安定していて、声量もあって、ホント心地良き。
エリザベートでの歌唱がめちゃめちゃ楽しみです!!!
勝手に思った「永久輝せあ」トップスターの期限
早いもので永久輝せあ・星空美咲コンビもトップスターとして3年目。
『エリザベート』が二人にとっては本公演4作目。
ちょうど折り返し地点から、退団へ向かって時間が動き出したであろうタイミングですよね。
5作なのか、6作なのか。
「推し」って程ではないにしても、私はこのコンビが大好きなので、1作でも多くの作品をこのコンビで観たいな~と思っているのですが、、、
昨日の千秋楽を見ていて、ふと、思いました。
ひとこちゃん、自身の「幕引き」のタイミングが具体的に決まったんだろうなって。
もちろん、これは勝手な想像。
カーテンコールで退団者への餞の言葉を送っているときに、突如としてこみあげてしまったひとこちゃんを見ていて、なんとなくそんなことを想像しました。
下級生への「やり切ったんだな」というようなニュアンスの言葉のときだったと思うのですが、、
自らの思いと重なっちゃったのかな?って、その瞬間に感じて。
普段はあまりあの場面でそういうことを感じることはないのですが、なぜだか昨日のひとこちゃんにはそんなことを感じてしまったんですよね。
なぜだろう、、、。
月組の人事が動くと同時に、いろいろ周辺でも大きな人事の動きが始まるのかな~という勝手な想像がそうさせるのでしょうか。
ひとこちゃんの舞台をいつまで観られるのかな~と思いつつ、ちょっぴり感傷に浸っていた昨夜。
スカステをかけ流していたら、遅い時間に『アルカンシェル』の放送が始まり、ひとこちゃんフリードリッヒが大好きだったわ~♡と思いながら、、、結局、最後まで鑑賞しちゃった。(笑)
ほんと、あれ、最高にひとこちゃん、って感じじゃないですか?(笑)
そしてひとみさ、やっぱり、お似合い♡
まずは大好きな『エリザベート』の舞台を、ひとみさほのかりん(永久輝せあ・星空美咲・聖乃あすか・極美慎)で観られる幸せを噛みしめつつ、、、
自分なりに、花組・現体制のカウントダウンを受け止めよう、うん。
それでは、また!



