
数日前に幕を開けたばかりの宙組公演。
今年も初舞台公演での「初舞台生」休演者がすでに2人も出ていますね。
ここのところ、初舞台生に限らず、毎公演当たり前のように休演者が出ているのがとっても気になっています。
今公演の初舞台生を含む3人の休演者は、全員が「怪我」とのこと。
お稽古や日々の舞台で不慮の怪我は致し方ありません。
でも正直、宝塚歌劇団の舞台って「休演者」が多い気がするんですよね。
大所帯の劇団であるが故に、特に下級生たちの休演って、結局なんとかなってしまう。
それが良いのか悪いのか。
劇団としては、例の一件を経て、ここのところ特に「無理をさせない」という方向に舵を切っているように思います。
それはとても大事なことだし、そうすべきだと思います。
「従業員」が怪我や体調不良のときには、しっかりと静養してもらうことが先決。
なので、結果論として「休演」そのものは仕方のないことなんだろうな、と理解はします。
ただ一方で、「休演」って、舞台人としてけっこう死活問題なはず。
特に外の舞台に立っている人たちは、宝塚のように当たり前に「次の舞台」はないですよね。
役を失うだけならまだしも、中には次に立つ舞台すら失うことだってあります。
もちろん、気を付けていても怪我はするし、事故にも遭うし、病気にもなる。
本当に難しい問題だよな、、って思う。
それでも、少なくとも「怪我」については、もっと劇団も対策できるんじゃないのかな?って思ったり。
本人たちは常に全力で頑張っちゃうと思うけど、その結果として舞台に穴を空けるのはやっぱり違う。
怪我に繋がるような事故を未然に防ぐための環境設定や、生徒一人ひとりが自身の「存在意義」を理解するためのメンタル教育を、もっともっと進めて欲しいな~と。
上級生から下級生まで、スターだろうがモブさんだろうが、出演者として「与えられた舞台に立つ」ことが仕事であり、誰一人欠けてもその舞台は完成しない。
「きっと休演している本人がいちばん辛い思いをしている」
もちろん、そうだと思います。
そうじゃなかったとしたら、、、むしろ驚く。
でもね、こうも毎公演、毎公演、当たり前のように休演者が続出する劇団って、本当によろしくないと思うわけですよ。
事後に無理をさせないことと、怪我を未然に防ぐための環境設定とメンタル教育は全く別問題。
まね、オリンピック選手でも、大会直前に怪我して出られなくなっちゃうとか普通にありますから、どれだけ気を付けていたとしても、避けられないことも多々あるとは思いますが、、、
うーん、どうにかならないもんですかね。
400人もの劇団員がいて、毎公演70人前後の大所帯での公演であるが故に、トップスターやメインキャストが休演しない限りは、休演者が出ても静かに淡々と穴埋めされていく宝塚の舞台。
いや、それでも、きっと内部では結構な騒ぎで代役さんが穴埋めしているんでしょう。
とにかく。
公演ごとに「休演者のお知らせ」を見なくても済むようにお願いしたいものですね。
無理をしない、させない、、、
事後に無理をしない、させないのは当たり前。
劇団も生徒さんも、起きてからの対処よりも「未然に防ぐ」という観点に重きを置いて、いまいちど、体制や意識を整える取り組みをお願いしたいものですね。
舞台の端から端まで、ひとりひとりが「夢の舞台の案内人」なのですから、、、



