景子先生に共感!宝塚歌劇団の方向性に私もちょっと言いたいことがある

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宝塚歌劇団の座付き演出家として、30年以上も貢献してこられた植田景子先生が劇団を退職され、ファンの間でも大変な話題となっています。

私も景子先生が書かれたインスタを読んでそのことを知り、ブログ記事にも書きました。

前向きな退職と理解し、応援したい気持ちでいっぱいではあります。

が、景子先生の↓↓↓のインスタを読んで、ちょっと複雑な気持ちになってます。

ですよね、と。(笑)

あぁ、やっぱりそういう理由だったんだな、、、と納得しつつ、逆に、劇団!しっかりしてくれっ!!って気持ちにもなりました。

景子先生の書き込みで、気になったところをいくつかピックアップして私の想いを添えてみようと思います。

なぜならば、景子先生に激しく共感したから!(笑)

社報で定年退職とだけ出ます

いや、そうだろうね。

普通の会社であれば、これ自体は特になんの問題もないし、疑問にも思わない。

恐らく景子先生もそれは同じだと思います。

ただ、景子先生が書かれている「座付きではなくなっても、宝塚の仕事は続ける」ということを伝える術が個人のインスタしかなかったというのは、ちょっとね、と。

私たちファンへ向けたメッセージを出せと言っているんじゃなくて、せめて生徒さんたちへの広報は必要ですよね?ってはなし。

30年以上座付き作者として生徒やスタッフと一緒に作品を作り続けてきた、言わば現場に一番近いスタッフですよね?

なんで劇団は、そういう細やかなフォローができないんでしょうか??

ある日突然、社報に「定年退職:植田景子/演出部」って書かれてたら、生徒さんたち、そりゃ、びっくりしますわな。

一定の学年の親しい生徒さんにはもちろん、伝えていたのだと思いますが、現役400人もいて、下級生の中にも景子先生を慕っている生徒が大勢いるだろうに。

「生徒が混乱するのではと気になりましたが、何も考えていないようだったので……」の一説を読みながら、あー劇団ってそういうところ、いつもだよねって思っちゃいました。

だから、あかんのよ、と。

宝塚歌劇団って、さんざん「特別な世界だから」ということを言い訳にして、一般常識とかけ離れた価値観で世間を震撼させた割には、こういうところは「ただの会社」っていう顔をする。

不思議ですよね。

もっと生徒の立場に立って考えていれば、必然的に「生徒には引き続き先生が宝塚に関わっていくことを広報した方がいいですよね」って声が上がるはずじゃないですか?

こういうところ、私にはものすごく違和感。

これが、景子先生のいう「男性だけですべてが決められていく」という弊害にもなってきたのかな、なんて思いました。

劇団の中枢部に、女性管理職が1人でも2人でもいたとしたら、もっとかゆいところに手が届くマネージメントやフォローができていたんだろうなと拝察しました。

求められるニーズと、自分の目指すものが合わない

これも、一般的に良くあることですね。

実際、私も多く経験してきましたし、そして、3年前、最終的には管理職を放棄して退職しました!(笑)

それはさておき、これはいち宝塚ファンとしての想いなのですが、景子先生が書かれていた通り、私もここ10年ほどの宝塚は「どこへ行きたいんですか?」「何を求めてるんですか?」って思うことが本当に増えたと感じています。

今年のラインアップもしかり。(笑)

本公演から別箱まで含め、原作もの、再演もの、1本もののオンパレード。

すべてがダメってことではなくて、どれだけ再演が続こうが、1本物が続こうが、好きな作品ならば嬉しいと思えるし、楽しみにもしています。

ただ、ものによっては、あまりにも方向性が見えなさ過ぎて、劇団は何がしたいの???って。

海外ミューだったり、原作ものでも、宝塚で観てみたい!と思う作品はたくさんあるので、頑張って版権取って上演してくれることはありがたいです。

それでも…ねぇ。

記憶に新しいところで言えば、「HiGH&LOW」を上演した時には、正直、宝塚歌劇団の運営に対する疑問しか湧いてこなかったですもん。

当時、真剣に宙組ファンの人たちに「これ、嬉しいのか??」って質問投げかけたくらい。(笑)

あれを宝塚でやる意味って何?と思ったし、宙組ファンの皆さんには申し訳ないけど、心底、観たいと思わなかった。(スミマセン!)

チケット抽選もいっさい手を出さなかった、私の宝塚ファン人生のなかにおける伝説の作品!(笑)

幸い、当時の宙組メンバーに推しはいなかったので(まだ、こってぃ―/鷹翔千空には出会ってなかった…)、めっちゃ堂々と観劇拒否した記憶。(笑)

あれ、贔屓が出ていたら、、、泣いたよね。

そして先日のプリンスもね、ハイローに比べれば、全然カワイイからまだよかったけど、それでもあれには「宝塚は何がやりたいの??」ってなりました。

ハイローはガン無視!でしたが、いちおうプリンスは映画を見て予習してみたんです、それでも。

基本、真面目なもんで。(笑)

ですが、、、

あまりの内容のなさにドン引きしたという結末でした~!(笑)

当然、宝塚に求めているものって、ファンそれぞれに違うと思うので、この2作がどはまりした!って方もいるとは思います。

ただ、私はたぶんクラシカルな宝塚への愛が強めなので、どれだけ古いと言われようが、岡田レビューや座付き作者のオリジナル作品って好きなんですよね~♡

もちろん、ミュージカル全般が好きなので、海外ミューとかも観たいと思いますし、現作ものでも「素敵だったな~この作品」ってのはたくさんあります。

とはいえ、近年の宝塚歌劇団の作品選定の方向性は、景子先生のおっしゃる「女性だけの劇団特有の伝統」を失いつつあるように感じてならない。

「宝塚らしさを失って欲しくない」という気持ち、ものすごく共感します。

でも、じゃぁ「らしさ」ってなんだろう?と考えると、難しいものでもあります。

一概に同じスケールを使って測ってみても、それは「らしさ」ではないし、本来は人それぞれの価値観から生まれるものですよね。

それと同様に、「宝塚らしさ」という価値観も、時代と共にどんどん変化していると感じてはいます。

とはいえ、です。

いろいろ問題が表に出てくる前からここ10年くらいは、本当に劇団の方向性がわけわからんことになっている気がしてなりません!!

劇団運営部が持ってくる作品は、なんでも、かんでも、話題になればOK!みたいな雰囲気もあって、それでも生徒さんたちが必死に「宝塚らしさ」をねじ込んでくれている感じじゃないですか??(笑)

悪魔城ドラキュラのとき、ひとこちゃん(永久輝せあ)がご挨拶で、それらしきことを話されていたと記憶していますが、ほんと、そんな風に感じて取り組める生徒さんたちって素晴らしい!!最高!!って感動しましたもんね♡

じゃ、よくね?

いや、いや、そーじゃないんだよな~。

なんか、言いたいこと、わかります?(笑)

想いを言葉にするって難しい!!

女性が頑張っているのに、女性の意見が通らない

宝塚歌劇団はずっと昭和なんだな。

それにしても、この令和の時代に、未だ、こんなこと言われてる会社があるってのがびっくりじゃないですか?

こんなメジャーな会社で、しかも女性だけで400名もの団員を抱えているこの劇団で!!

「作品企画や人事を、全て男性のみで決めている」って、薄々わかってはいたけど、景子先生がこんなにはっきりと公言するからには、かなりの男社会なんでしょうね。

そういえば、諸問題のまっ只中にも、びっくりするような対応しかできない男性社員さんがカメラの前に登場して、私たち宝塚ファンの肩身をさらに、さらに狭くしてくれた、なんてこともありました。(笑)

私はいまでも勝手に信じていることがあって、、、

いしちゃん(轟悠)の退団は、劇団に失望したからに他ならない、とね、思っているわけです。

あの頃からかなり劇団の対外的な対応には歪が出ていたし、内部でもいろいろ囁かれているという噂を耳にしていましたから、いしちゃんが退団を発表した時には、そう確信しました。

この劇団にいても未来はない、とね。

もちろん、あくまでも個人的な、そして勝手な憶測です。(笑)

でも、いしちゃんは頭のいい人だから、そのあとに実際に起こったあれやこれやを見通していたんだろうな、なんて思っています。

「会社への葛藤を抱えながら、創作に向き合うことは、限界でした。ごめんなさい・・。」

景子先生のこの文章を読んだときに、いしちゃんのことを真っ先に思い出したんですよね~。

そして、またまた自分のことで恐縮ですが、、、

私の場合は男性社会云々という問題は特にありませんでしたが、感覚がズレた経営陣のもとでは、どれだけいい人材が集まっても何も変えられない、という苦い思いを残して退職したので、ちょっとだけその気持ちがわかるな~って。

結局、人の意見や改革案に耳を傾ける「振り」はすれど、実質変える気がない。

自分たちの方針や、やり方に固執するから、何かおかしな方向に進んでいても修正が効かない。

因みに私が退職したあと、この3年間でも、知っているだけで管理職クラスが6~7人退職していますし、総務や人事では半数近い職員の大量退職、休職という問題も起きました。。。

600人くらいの規模の会社です。

結局ね、早い話が中間管理職が育っていないのが原因のひとつ。

育っていないというか、育てられない組織運営をしてる。

つまり、トップダウンなんですよね。

威圧的ではないけれど、いつまで経っても一部の経営陣がすべてをトップダウンで決めてしまう。

社長に会議に呼ばれてたくさんの意見を出しても、結果的には経営陣からのトップダウンで終了。(笑)

私たち、いらんよね。(笑)

つい先日、現役管理職で頑張っている元同僚と連絡を取り合う機会がありましたが、大変な状況は変わっていないと話していました。

「いつまでも経っても会社が落ち着かないのは、トップの人間たちの考え方がズレてるからだと思うよ」という話をしたところです。

そして、タイムリーに景子先生のこのお話を読みまして、、、

ね、そうよね、どこでも同じよね、なんて共感している次第です。(笑)

まとめ

最後はどうでもよいわたくしごとになってしまいましたが、、、

宝塚歌劇団株式会社は、少しずつ劇団員の意見を取り入れながら良い方向へ進みつつあるようには感じています。

でも、たぶんそれは、まだまだごく一部のことなのでしょう。

人気商売、しかも株式会社化して独自に「お金」を生み出さなければならなくなった劇団経営陣としては、話題作りに必死になって、「宝塚らしさ」を追求する余裕がないのかも知れません。

若手演出家たちがどんどんデビューしてはいるものの、昔から続いてきた宝塚の伝統美、品のある舞台を次世代へ継承しうる立場のベテラン演出家たちが、どんどん劇団を去っていくのは、やはりとても寂しいです。

景子先生は、これからも「優先契約」という新しい立場で宝塚歌劇に携わって下さるということなので、ぜひ、これまでと同じように、若手の先生方に32年の「宝塚♡愛」を伝えていって下さることを期待しています!!

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