宝塚歌劇111周年記念式典│数年後のタカスペを見ているかのごとく(願望)

初回放送をうっかり逃し、ようやく本日スカステで「宝塚歌劇111周年記念式典」の放送を見ることができました。

録画予約をしておいたので、週末にでもゆっくり見ようかとも思いましたが、やっぱり待ちきれないので本日の放送をオンタイムで観ました!

もちろんお目当ては後半の祝舞と宝塚メドレー♡

式典はOGのためのものか、否か。

噂には聞いていましたが、司会のみきちぐ星組長(美稀千種)へのOGの歓声?応援?ざわめき?すごいな。(笑)

楽しむのは良いけれども、司会進行の邪魔になるレベルのはしゃぎっぷりは、少々じゃまだった、確かに。

続くトップコンビ3組へも、盛大。

これは『ガイズ&ドールズ』の上演でも続いたのかしら?

開催当時、OGのマナーやSNSでの発言をめぐってプチ論争になっていたのも納得。

この式典をはじめ、こうした一連の行事(公演)は、OGのためのものなのか否か。

普通の会社だったら「創立記念日」は対外的な意味合いよりも、社内行事のイメージが強いけど、それでも対外的にアピールする意味合いもある。

ましてや宝塚歌劇団はファンに支えられて存続しているエンタメ企業。

私たちファンはタカラジェンヌに夢を見させていただいていますが、そのタカラジェンヌはファンがいなければ存在する場所がありません。

これが、現実。

式典直後にOGさんが、当日抽選で招かれていたファンに対して「私たちOGのための式典にタダで呼んであげただけなんだから、クレームするなんて論外」的なニュアンスのコメントをSNSに書き込んでいるのを、私も実際に読みました。

正直、ファンとして、かなり不快になりました。

宝塚歌劇を何十年も愛し、見続けてきたファンがいるから、111年も続いてきたんですけどね、と。

こっちゃん(礼真琴)が退団公演、東京のラストの幕前で話していたこと、聞かせてあげたかった。(笑)

どれだけ自分たちが頑張ったところで、劇場に足を運んでくれるお客様、見に来てくれるお客様がいなかったら、なんにもならない。意味がない。

そんなニュアンスのお話をされていたかと思うのですが、コロナ禍の苦しい数年間+劇団大改革の渦の中でトップスターとして宝塚を支え、次の世代にバトンを繋げてくれたヒトならではの発言だな、、、と感心しました。

それなのに、あの大先輩OGときたら、、、よくもまぁ、あんな残念な発言ができたもんだわね。

で、私なりの結論。

周年式典は「宝塚を愛するすべての人」のためのもの♡

小林一三先生が宝塚歌劇団を作ってくれたから私たちファンはこの素晴らしい舞台やタカラジェンヌたちに出会い、そんな宝塚歌劇をファンが愛し応援し続けているから次の世代へ夢が繋がり、新たな夢を抱いて次世代のタカラジェンヌがまた誕生する。

嗚呼、素晴らしき、宝塚。

120周年まで、とりあえず元気にいられますように。(笑)

鳳月杏のひとり勝ち(個人的感想)

3組のトップコンビが銀橋でご挨拶するところから始まった記念式典。

照明の加減でしょうか。

みなさん、ビックリするくらいメイクダウンしていましたよね?(笑)

なのに、その中でただ一人、完璧なお方がいらっしゃいました。

鳳月杏、その人です。

ちなっちゃん(鳳月杏)だけ、やたらとカッコ良くてメイクも美しかったのは、センターでライトを浴びていたからなのか!?

娘役陣は総崩れ、あんなにカワイイうたちゃん(詩ちづる)までもが、あれれれ??のメイクダウンっぷり。

ちなっちゃん、なぜにあなただけ、カンペキ?(笑)

ごあいさつにも「落ち着き」が半端なく感じられ、さすがの新米大ベテラン!(笑)

ありちゃんやずんちゃんはちょっと緊張気味?

娘役の中では、あらためてうたちゃんの「声」が可愛い上にきれいに通って、聞き心地が良いな~と思いました。

それにしても、今さらながら、、、式典くらいは全組揃ってやってほしかったな。

斬新な祝舞は見応えたっぷり

今回の行事の構成は、トップさん、2番手、次世代エースたち、という3つに分かれていたので、それぞれに楽しめて良かったですね。

祝舞の振り付け、かっこいい!!

そしてみなちゃん(水美舞斗)が宙に浮いてたっ。(笑)

オーケストラで日舞というのは宝塚ならではの、ある種の専売特許のような組み合わせですが、紋付き緑袴で洋風にアレンジされたモダンな日舞(もどき?)を踊るのはホント斬新!!

素で惹き込まれました。

みなちゃん、何を踊らせても神レベル。

ひとつひとつの動きが「美」。

これ、あがちん(縣千)にも踊ってほしかったな~。

あがちんもきっと、間違いなく宙に浮かぶ。(笑)

みなちゃんと並んで踊ったら、さぞかし見応えあったでしょうね。

残念。

極美慎が美し過ぎて反則だった

式典の様子を報じる写真を見ただけでも惚れ惚れしておりましたが、動く極美慎、これは反則。(笑)

キラキラのスターオーラがすごすぎて、客席を埋め尽くしているOGたちに向けて、なんだかとっても誇らしい気持ちになっちゃいました。

きれいでしょ?

かっこいいでしょ?

これからの宝塚、安泰でしょ?

かりんちゃん(極美慎)をよろしくお願いします!!ってな感じ。(笑)

ほーんとスタンダードな美しさ。

大階段のセンターで幕開きにも感動だし、かりんちゃんを中心としたショーというのがね、とにかく嬉しかった♡

あんなに頼りなかったフニャフニャかりんちゃんが、組をまたいで下級生を引き連れて、あんなに立派にセンターで輝いてるなんて、、、泣ける。

でもって、その隣にはこってぃ(鷹翔千空)とかのんくん(天飛華音)。

数年後のタカスペで、この3人がトップスターとして並んでいたら最高なんだけどな。

ちょっと妄想しちゃいました。

とにかくスタンダードに見目麗しいかりんちゃん、いぶし銀の渋さが魅力のこってぃ、太陽のように明るい光を放つかのんくん。

いや~夢のひとときでした~。

そして。

これが本当に最後の最後、かりんちゃんがセンターで星組生を率いたキラールージュには感動しまくりでした♡

でもって、いつものようにちょっとした謎、、、ちゃりおくん(碧海さりお)の妙な好待遇。(笑)

あの名曲をあの面子を前に銀橋でソロ。

星組の七不思議。(笑)

最後に・・・

ラスト、袴姿の大合唱は無条件にジワジワ感動。

一人ひとりの表情を見ていて思ったのですが、みんな、誇らしげに「タカラヅカ」を歌い上げていてるな~って。

見ていて、聞いていて、涙がじわ~。

ありがとう!タカラヅカ!!

さて、

間もなく花組生としての舞台デビューが待っているかりんちゃん。

『DEAN』のチケットは取れなかったのでライブ配信のみの観劇になりますが、キラ☆キラのスターオーラを放つかりんちゃんを見ちゃったら、劇場で観られない悲しさが倍増、、、><

因みに本日結果発表だった雪組の東京第1抽選も撃沈でした。

なおちゃーん、かりんちゃーん、チケットぷりーず!!!!!

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