
雪組の次世代御曹司
美しきトップスターが演じる美しき男には、美しき若手スターが良く似合う。
雪組新人公演『ボー・ブランメル~美しすぎた男~』の新人公演配役が発表されました。
華世京に続く雪組期待の新星!研3の律希奏が主演に抜擢!
2023年の初舞台のときから、同期の中でも飛びぬけてビジュアル最高!だったえりちゃん(律希奏)。
「ぜったいにこの子は路線スターになる」と、誰もが思ったにちがいない。
最近ではスカステに登場することも増え、その美貌に益々魅かれつつある今日このごろ。
ちえちゃん(柚希礼音)時代以降は星担ひと筋だった私なので、えりちゃんが星組配属になるように念を送ったけど願いかなわず。(笑)
雪組は、ひとまず華世京の土台作りを終え、次なる御曹司スター育成に取り掛かったといったところでしょうか。
新公主演は研4くらいかな?と思っていたけど、思いの外、早くにやってきましたね~♡
昨年は本公演(ベルばら)でも上級生の急な代役を立派につとめ、大活躍だったえりちゃん。
スタンダードな美しいビジュアルを武器に、正統派のスターとして階段を上って行ってくれたら嬉しいな。
どことなくかりんちゃん(極美慎)に雰囲気が似ているのも、私の中ではポイント高し。
雪組のひとりっ子政策
それにしても、華世京の名前が新人公演にあるのが、もはや違和感でしかない。(笑)
しかも、まだ新公最終学年じゃないですよね?
来年も新公出るの!?って、驚く。(笑)
昭和時代並みのスピードで出世街道をひた走るかせきょう。
めちゃめちゃ正直なことを言ってしまえば、私はかせきょーちゃんがここまでプッシュされている理由がいまいち理解できない派。
とんでもなく華やかとか(たとえば大和悠河)、とんでもなく実力がある(たとえば礼真琴)とか、とんでもなくカリスマ性を持っている(たとえば天海祐希)とか、、、
かせきょーちゃんに対しては何かに突出しているという風には感じなくて。
主席入団なので実力派であることは間違いないのでしょうが、だからと言ってここまで特別扱いされる逸材なのか、、、となると疑問符。
私の中では、先代トップ彩風咲奈がプッシュされていた頃に感じていた思いと重なります。
かせきょーちゃんと同じように主席入団、ポスターモデル、そして一人っ子政策。
宝塚ファンの友人たちと「なんで推されてるのかわからないよね」と度々会話していたことを思い出します。
つまりは雪Pの「一人っ子スター戦略」のターゲットとなったラッキーガールということなのかな?
スターは少々強引にでも「作り出す」。
でもその戦略のおかげで、いまの雪組の路線図はほどよい学年差で想像がつきやすいという事実もありますよね。
縣千(101期)、華世京(106期)、律希奏(109期)
もちろんこの3人の間にも有望な男役さんはいらっしゃいますが、外野から見ている限りはこの流れが明確。
かつての宝塚ほどではないにしても、ここまでわかりやすいのは雪組くらいじゃないかなと。
「この人をどうしようとしているの?どうしたいの?」っていう状況がない気がします。
というか、雪Pから力業でそう思わされてるのかな!?(笑)
いっぽうで娘役さんに関しては、かなり迷走中な気がしますが、、、。
他組との不思議な関係性
そう考えると、どの組に配属されるかで運命は大きく変わってしまうんだな~と改めて思いますよね。
もしも縣千が宙組配属だったら、、、今のように絶対的なポジションは得られていないかも知れないし、
もしも華世京が花組配属だったら、、、たぶんバウ主演できるのはまだまだ先だったと思うし、
もしも律希奏が星組配属だったら、、、研3のこのタイミングで新公主演は回って来なかっただろうし、
逆に、芽が出過ぎてスターかぶりしそうになると上手に間引きもする。
最近で言えばあみちゃん(彩海せら)ね。
そして、一人っ子政策の煽りを受けて別格スターが育たないと見るや、すでに路線を外れたであろう「仕上がった別格」を他組から迎え入れる。
夢乃聖夏(星組)、鳳翔大(宙組)、綾凰華(星組)、和希そら(宙組)、咲城けい(星組)、、、、
あれ?星と宙ばっかりじゃない?
2番手補強に迎え入れられたなおちゃん(瀬央ゆりあ)も星組だし。
なんか協定でも結んでるの?(笑)
路線以外は星宙から補強 、、、
路線以外は、、、?
なおちゃん、、、
いや、なおちゃんは別よ、、、ね。
バリバリ2番手さんなんだから!
と、都合よく解釈しておきます。(笑)
そういえば宙組から異動してきたちぎちゃん(早霧せいな)はトップになりましたね。
あの頃から宙組は中堅スター乱立状態で収集がつかなくなっていたっけ。
なんで宙組はいつまで経っても「体制づくり」が下手くそなんでしょうね??
宙組の管理職人事のこと
これは余談ですが、、、
宙組の管理職人事にも問題がある気がしますよね。
宙組創設以来、管理職は3代目のマリエッタ以外、外部の風が入ってない。(マリエッタは月組から雪組へ組替後、雪組時代の2002年に宙組へ組替え)
ただし、マリエッタ組長時代は同期の絶対的トップスター和央ようかが「組の筆頭」でした。
- 初代:大峯麻友(1998年1月1日 - 2002年3月24日)
- 2代目:出雲綾(2002年3月25日 - 2005年4月3日)
- 3代目:美郷真也(2005年4月4日 - 2008年5月18日)
- 4代目:寿つかさ(2008年5月19日 - 2023年6月11日)
- 5代目:松風輝(現職)
今さらながら、宙組創設メンバーであったすっしー(寿つかさ)の在任は長すぎましたね。
どんな組織も同じだと思いますが、同じ人物が組織のトップを長期間務めていれば必然的に上にも下にも目に見えないパワーを持ちますし、どこかしらに偏りが出てきます。
当然そこには、ある種の「もの言えぬ空気感」というのも生まれて然り。
特にあの悲しい事件以来ずっと言われていることですが、宙組には「大きな風穴」をあけてくれる組長人事が必要ですね。
現・雪組組長のにわさん(奏乃はると)が次作品後に専科へ異動しますが、いずれ宙組の組長になるのでは?という声も出ていましたね。
が、、、
現組長の退団、もしくは異動が前提にはなるので、どうなんでしょう、、、
上級生であるみなちゃん(水美舞斗)とあいみちゃん(愛すみれ)の加入で、組の雰囲気も大きく変わっていくのかな。
いまも幹部部屋って4人?
だとすると、幹部部屋に副組長が入れない組ってのも珍しいですよね。
それぞれの組で違う経験をしてきた95期生3人に囲まれる組長まっぷー(松風輝)。
新しい外の風を浴びながら、たくさん刺激を受けて、より良い宙組の環境を目指していってほしいですね。
まとめ:律希奏&華純沙那の新公に期待
研3の律希奏、研6の華純沙那コンビ。
そして我が瀬央プリンスは苑利香輝。
このトライアングルはかなり楽しみです♡
チケット取れるかな~
無理だろうな~
配信かな。
それはそうと、、、、
※新人公演では、配役名を次の通り変更いたします。
メイヤー→マリー
アイヤー→ミリー
カイヤー→メリー
サイヤー→モリー
タイヤー→リリー
ナイヤー→ネリー
ハイヤー→サリー
これって何の意味があるんだろう?
どーでもよすぎて逆に気になる。(笑)
ものすごく重要なことだったりしてね。
それも含めて(笑)雪組新人公演、楽しみです!!