宙組│違和感残した千秋楽『PRINCE OF LEGEND│BAYSIDE STAR』

桜木みなとトップお披露目公演『PRINCE OF LEGEND│BAYSIDE STAR』が無事に千秋楽の幕を下ろしました。

今公演は東京公演のチケットも1枚も確保していなかったので、大劇場の千秋楽に続いてライブ配信で2度目のおうち観劇となりました。

休演期間を経て、なんとか無事に千秋楽を迎えることができ、よかった、よかった、と盛り上がっているファン界隈の会話に水を差すようでなんですが、、、

私はちょっと違う角度から、率直な感想を。

なんだろう、この違和感

公演内容の感想よりも先に、なんだろうな、この違和感は?なはなしです。

個人的に感じた違和感なので、不快に思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、思ったことを少々。

何が違和感だったかと言いますと、ずんちゃん(桜木みなと)のトップスターとしてのご挨拶に、です。

今回の公演は大劇場公演が始まる前から全休する休演者が発表されていたり、公演が始まってからも休演者が続出。

ここ最近、宙組に限らず休演者が増えている印象ですが、なぜだか宙組はその中でも休演される方が多いように感じます。

宝塚歌劇団が改革を進める中で「以前よりも無理をせず休めるようになったから」という、ポジティブなとらえ方もあります。

が、、、

そもそも出演者が休演するというのは、外の世界では「穴をあけたら次がない」というレベルの覚悟が必要なわけで、そこが宝塚歌劇団という温かい環境の良いところであり、生ぬるいところ。

ま、でも、休演になってしまうにはもちろん理由があることなので、宝塚歌劇団特有のファミリー精神でカバーし合う温かさは嫌いじゃないです、私も。

他のミューファンに何と言われたとしても。(← 実際、甘いと言われるのよね、、、笑)

ただ、ずんちゃんの今日のご挨拶を聞いていて、「ちょっと待って、それ、なんか違わない?」って。

客席に拍手を求めることですか?

公演を見られなかったお客様がいる

今回の公演中止については、組長のごあいさつですでにお詫びを述べているので、ずんちゃんが「なんでお詫びの言葉を口にしないの?」ということではないんです。

宝塚ではこういうケースでよく「謝る必要はない」と擁護する声が聞かれますが、正直、私は組を代表するトップさんからもひとことあればいいな、と思う派ではあります。

でも、今回の違和感はそこじゃない。

宙組の皆さんのバトンの受け渡しが素晴らしかったことは事実。

実際に突然の新人公演メンバーによる代役公演、その後の上級生による代役公演で、宙組がひとつになって何とか幕を開けようしてくれたチームワークは素晴らしかったと思います。

でも結果的には、さらなる主要メンバーの休演が発生したことにより数日間の公演中止となりました。

この「主要メンバー」という発表の仕方も、、、なんかね。

代役公演にさらなる主要メンバーの代役が回らないことによる公演中止なのか、トップ、2番手のW休演による代役不能なのか、ただのミーハーファンとしてはかなり気になってしまいました。

ま、いずれにしても、スター制度が軸になっている宝塚においては、主要メンバーの休演は大打撃ということで、、、

どうにもならないときは公演を中止するしか道はなし。

でも、たった一度限りの観劇を楽しみにしていた人がいるかも知れない。

これが最初で最後の観劇だった人がいるかも知れない。

無理を言って休暇を取っていた人がいるかも知れない。

遠征予定で舞台を見られることなく、泣く泣くキャンセル料だけ払った人がいるかも知れない。

もちろん、公演チケット以外にかかる費用は自己責任です。

ただ、、、

あるべきものとして公演チケットを前売りしている以上は、ファンもやはり「いいよ、いいよ」ばかり言っていてはダメなんじゃないかと思うわけです。

どこにベクトルを向ける必要があるのか

つまり何が違和感だったかと言いますと、ずんちゃんが宙組生や公演関係者たちのバトン連携が素晴らしかったと話した後に、「大きな拍手をお願いします」と客席に拍手を求めたこと。

私は正直、耳を疑いました。

気持ちはもちろん「お疲れ様でした!!!」と拍手喝さいの気持ちではありました。

でも、それ、ずんちゃんが客席のお客様に向かって「拍手を求める」のは違うと思ったんです。

ずんちゃん自身が関係者に向かって感謝を述べるのはわかります。

それに対して客席はもちろん大きな拍手を送ることでしょう。

でも、スター制度で成り立っている宝塚において、主要メンバーの休演により公演が中止されたという事実。

千秋楽の客席にいた人は少なくとも1回は観れているということでしょうけれど、公演中止で前売りチケットが紙切れになってしまったお客様が沢山いるんです。

貸し切り公演も中止になって、主催した企業も払い戻しなどで大変な手間だったはずです。

「頑張った公演関係者に大きな拍手を」は違わないですかね?

少なくとも、トップさんがあの場で声高に客席に拍手を求めるのは、私には違和感しかなかったです。

あぁ、これぞ宝塚に根付いた「甘さ」の(ネガティブな)神髄だな~と。

あのご挨拶を聞くまでは「ほんと、大劇場からいろいろあったお披露目公演だったけど、無事に幕を下ろせてよかったね」とほっこりしていたのですが、満面の笑みで発したあのずんちゃんの一言で、私の気持ちが「チーン」と撃沈しました。(苦笑)

ずんちゃん、大好きだからこそ、余計にちょっと衝撃だった。。。

深刻な顔して謝ることは必要ないけど、やっぱり「どこにベクトルを向ける必要があるのか」については、もう少し慎重に振舞ってほしいな~と感じた次第です。

おわりに

お芝居は「10分押してしまった」とずんちゃんが話していましたが、みんなが生き生き楽しそうに舞台を務めている様子が存分に感じられ、見ていてほっこりしました♡

今公演は大劇場の時から楽曲問題でわちゃわちゃしたりもありましたが、東京ヴァージョン、かなり素敵でした!!

最初からこれで良かったのに。(笑)

それにしても、相変わらずみなちゃん(水美舞斗)の存在感ハンパないですね~。

だからこそ、トップのずんちゃんも思い切り弾けていられるのかも。

二人が、、、

というよりずんちゃんが、とにかくみなちゃんと関わるのが嬉しくて仕方ない!って風に見えました。(笑)

次回作もガッツリ相棒。

これからの宙組が楽しみです!

ちなみに宙組はこってぃ(鷹翔千空)推しでしたが、前回の大劇場千秋楽から気になっている奈央麗斗くんが、やっぱり気になっています。

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