タカラヅカニュースのMCの位置付け、いま、むかし

なんとなくここ最近、ボーっとタカラヅカニュースを見てて思ったこと。

MCに抜擢されるメンバーのいま、むかし。

スカステが放送開始して以来、多くの生徒さんたちがMCを務めてきましたが、その位置付けはあの頃からずいぶん変化しましたね。

フェアリーズとナビゲーターズ

2002年7月から2011年6月までは「スカイ・フェアリーズ」という名前でタカラヅカニュースの司会を務めていましたが、2012年7月から「スカイ・ナビゲーターズ」に名を変えて、現在に至ります。

スカイ・フェアリーズは第9期まで1年任期、スカイ・ナビゲーターズは2年任期で現在8期生。

歴代のスカイ・フェアリーズ

スカイステージが開局した時は、「なんて時代になったんだっ!!」と、嬉しさ半分、驚き半分。

かつては「舞台を観に来てくれなくなるから」と、公演ビデオの販売すら渋っていた劇団が、、、。(笑)

毎日テレビで「タカラヅカ」を見られる時代が来るなんて、昭和末期(←あえて“末期”を主張してみる)に宝塚を観始めた世代としては、まさに革命的な出来事でした。

あれからもう、20年以上が経つんですね。。。

放送開始当初は、毎年「スカイ・フェアリーズ」に誰が選ばれるのかがファンの間で話題になったものです。

なぜならば、このスカイ・フェアリーズに選ばれることが「路線への切符」になっていたからです。

フェアリーズからは多くのトップスター、トップ娘役が誕生しました。


開局当初の特別枠
専科:彩輝直檀れい

第1期(2002年7月〜2003年6月)
花組:華形ひかる・舞名里音
月組:彩那音・城咲あい
雪組:凰稀かなめ・山科愛
星組:凜華せら・華美ゆうか
宙組:和涼華・音乃いづみ

第2期(2003年7月〜2004年6月)
花組:望月理世・華城季帆
月組:白鳥かすが・紫水梗華
雪組:沙央くらま・涼花リサ
星組:夢乃聖夏・純花まりい
宙組:早霧せいな・咲花杏

第3期(2004年7月〜2005年6月)
花組:日向燦・華耀きらり
月組:龍真咲・夏月都
雪組:大湖せしる・早花まこ
星組:麻尋しゅん・妃咲せあら
宙組:蓮水ゆうや・葉室ちあ理

第4期(2005年7月〜2006年6月)
花組:朝夏まなと・澪乃せいら
月組:光月るう・白華れみ
雪組:蓮城まこと・大月さゆ
星組:美弥るりか・成花まりん
宙組:凪七瑠海・愛花ちさき

第5期(2006年7月〜2007年6月)
花組:望海風斗・瞳ゆゆ
月組:流輝一斗・玲実くれあ
雪組:香綾しずる・愛原実花
星組:壱城あずさ・蒼乃夕妃
宙組:鳳樹いち・千鈴まゆ

第6期(2007年7月〜2008年6月)
花組:彩城レア・梅咲衣舞
月組:宇月颯・咲希あかね
雪組:梓晴輝・愛加あゆ
星組:如月蓮・稀鳥まりや
宙組:澄輝さやと・藤咲えり

第7期(2008年7月〜2009年6月)
花組:鳳真由・月野姫花
月組:紫門ゆりや・蘭乃はな
雪組:冴輝ちはや・笙乃茅桜
星組:天寿光希・美春あやか
宙組:天輝トニカ・天咲千華(~2009年2月23日)→すみれ乃麗(2009年2月24日~)

第8期(2009年7月〜2010年6月)
花組:真瀬はるか・桜咲彩花
月組:煌月爽矢・花陽みら
雪組:凛城きら・舞羽美海
星組:真風涼帆・夢妃杏瑠
宙組:星吹彩翔・瀬音リサ

第9期(2010年7月〜2011年6月)
花組:大河凜・仙名彩世
月組:輝城みつる・愛風ゆめ
雪組:彩風咲奈・天舞音さら
星組:芹香斗亜・華雅りりか
宙組:蒼羽りく・桜音れい


すべての期から、トップスターや娘役トップを輩出していますね。

それ以外にも、華形ひかる、和涼華、夢乃聖夏、大湖せしる(のちに娘役へ転向)、美弥るりか、凪七瑠海、壱城あずさ、天寿光希、凛城きら、娘役では城咲あい、華城季帆、大月さゆ、月野姫花など、路線や別格として活躍したスターさんがズラリと並びます。

でも、それがなぜ「スカイ・ナビゲーターズ」というスタイルに変わり、任期も2年になったのか。

明確な理由はもちろん「中の人」ではないのでわかりませんが、ファン界隈では暗黙でその理由を理解する流れがありました。(あくまでも私の周りのファン界隈…笑)

「時間」を奪うな。

下級生たちはただでさえ学ばなければいけないことが沢山あります。

下級生としてのお仕事も沢山あります。

ましてや、路線として育てられる下級生たちは、与えられる役も、求められる結果(プレッシャー)も、大きいです。

そんな大切な時間を、スカフェの仕事に割かれていては本末転倒、というわけです。

スカイ・フェアリーズの位置付けが変わっていくのは、至極当然の流れのように思いました。

そして時代は「スカイ・ナビゲーターズ」へバトンタッチ。

歴代のスカイ・ナビゲーターズ

2011年からスタートしたスカイ・ナビゲーターズ。

これまでの1年任期から、2年任期となり、各組から選抜されるメンバーの基準も大幅に方向転換。

1期生から4期生には、路線から惜しくも外れて行ったスカイ・フェアリーズ経験者の名がズラリ。

特に1、2期生には多かったですね。

これは恐らく変更の主旨に沿う形で、「慣れた生徒」を起用することでの負担軽減だったのかな、と思います。


第1期(2011年7月〜2013年6月)
花組:瀬戸かずや・芽吹幸奈
月組:宇月颯・彩星りおん(〜2012年4月22日)→琴音和葉(2012年4月23日〜)
雪組:蓮城まこと・沙月愛奈
星組:壱城あずさ白華れみ(〜2012年8月5日)→優香りこ(2012年8月6日〜)
宙組:蓮水ゆうや愛花ちさき

第2期(2013年7月〜2015年6月)
花組:鳳真由・春花きらら(〜2014年11月16日)→桜咲彩花(2014年11月17日〜)
月組:紫門ゆりや・白雪さち花
雪組:真那春人・桃花ひな
星組:天寿光希・優香りこ(〜2014年10月5日)→妃白ゆあ(2014年10月6日〜)
宙組:澄輝さやと・綾瀬あきな

第3期(2015年7月〜2017年6月)
花組:和海しょう・桜咲彩花
月組:輝城みつる・花陽みら(〜2016年10月21日)→早乙女わかば(2016年10月22日〜)
雪組:久城あす・杏野このみ
星組:夏樹れい・夢妃杏瑠(〜2016年6月30日)→紫りら(2016年7月1日〜)
宙組:星吹彩翔・結乃かなり

第4期(2017年7月〜2019年6月)
花組:舞月なぎさ・華雅りりか
月組:輝月ゆうま・早乙女わかば(〜2018年5月6日)→晴音アキ(2018年5月7日〜)
雪組:真地佑果・妃華ゆきの
星組:紫藤りゅう・紫りら
宙組:七生眞希・花咲あいり(~2018年12月24日)→秋音光・瀬戸花まり(2018年12月25日~)


5期生以降はいわゆる「超・路線」である生徒を外す形で、中堅どころから選抜されていますね。

でも、やっぱり別格や組の重要なポジションとして活躍されている生徒さんが多いかな。


第5期(2019年7月〜2021年6月)
花組:紅羽真希・春妃うらら
月組:佳城葵・麗泉里
雪組:諏訪さき・野々花ひまり
星組:桃堂純・華雪りら
宙組:秋奈るい・小春乃さよ

第6期(2021年7月〜2023年6月)
花組:峰果とわ・糸月雪羽
月組:朝陽つばさ・桃歌雪
雪組:眞ノ宮るい・希良々うみ
星組:天希ほまれ・二條華
宙組:若翔りつ・愛海ひかる(~2022年5月1日)→水音志保(~2022年5月2日)

第7期(2023年7月〜2024年6月)
花組:高峰潤・咲乃深音
月組:彩音星凪(~2024年7月7日)→柊木絢斗(2024年7月8日~)・天愛るりあ
雪組:一禾あお(~2024年5月21日)・有栖妃華(~2024年10月13日)→壮海はるま・愛羽あやね(2024年10月14日~)
星組:蒼舞咲歩・彩園ひな(~2024年4月6日)→都優奈(2024年4月7日~)
宙組:優希しおん(~2023年12月24日)→真名瀬みら(2023年12月25日~)・湖々さくら

第8期(2025年7月〜)
花組:愛乃一真・三空凜花
月組:柊木絢斗・羽音みか
雪組:壮海はるま・愛羽あやね
星組:希沙薫・星咲希
宙組:凰海るの・楓姫るる


メンバー選抜がいわゆる「路線」から外れたことと、任期が2年と長くなったこともあってか、任期途中でのメンバーチェンジが増えましたね。

その分、多くの生徒さんが「経験できる」ということにもなるのかも知れませんが、、、本人たちが「やりたい」と思っているのかは、わからない。(笑)

ナビゲーターズの安定感

フェアリーズが司会をしていたころは、いかにも「下級生」テイストな緊張感とぎこちなさが微笑ましかったのですが、ナビゲーターズになってからは、ずいぶんと「安定感」が増しました。

やっぱり今くらいの安定感があるほうが、番組としての厚みが出て、私は好きです。

注目している下級生が「フェアリーズに選ばれるかどうか」をワクワクしていたあの頃も、なんとなく捨てがたくはありますけども。(笑)

ナビゲーターズはある程度、組のポジションが見えている中での就任なので、ご本人たちにとっても素直に受け止め、「抜擢」を楽しめるような気がします。

1期生から8期生の現在に至るまで、ナビゲーターズの中には誰一人として「路線」と言われるスターさんが選ばれていないので、これを下級生の中から選ぶとなると、「わたし、もう、外されたんだ・・・」って思ってしまう下級生もいると思いますし。

選ばれる=路線外決定宣告。

シビアな世界ゆえ、いまのように「組の中で個々を発揮しながら活躍している中堅」から抜擢、というのが、見る側もやる側も平和、です。。。

そんなことを思う今日この頃です。

まとめ

時代と共に、どんどんメディアも変化して、スカステで大喜びしていたのはもう昔の話。

今やほぼすべての公演を、自宅に居ながらにしてリアルタイムにライブ配信で観ることができてしまうという時代。

さて、次はどんな時代がやって来るのでしょう???

生きてる間に「次の時代」を見られるのか、、、

FOREVER TAKARAZUKA♡

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
ブログランキング・にほんブログ村へ
おすすめの記事