
先週末に東京公演の千秋楽を迎えたばかりの宙組さん、早くも博多座公演の集合日だったんですね。
長期公演を終えた後にしては短過ぎる休暇な気がします。
ま、公演中も1回公演だったり休演日だったりはあるわけだから、一般社会人の休暇を考えれば少なすぎるってこともないのかな。
でも体力使うし、舞台以外でのいろいろもあるだろうから、、、大変なお仕事。
とはいえ新しい作品、新しい役に出会うのは、役者さんたちにとっては「楽しいこと」でもあるでしょう。
それはファンとて同じ思い。
博多座公演『愛するには短すぎる』の配役が発表されましたね。
ぶったまげました。(笑)
私には宙組の未来予想図の行間が読めなくて、モヤモヤMAX。。。
とりあえず忘れかけてた過去の配役と比較
『愛するには短すぎる』の再演は今回が4回目になりますが、私の中の基準はもちろん初演の星組。
そして再演の星組中日。
ぶっちゃけ、この作品の印象はここまでです。(笑)
特に再演時のちえ(柚希礼音)&りか(凰稀かなめ)の中日ヴァージョンを異常なほどに!愛しておりますので、、、月組さん、雪組さん、ごめん。。。
とはいえ今回の配役を読み解く上では前作4本すべてを見比べないとね。
今回のキャストの後ろが過去のキャスティング(星・星・月・雪)です。
宙組で加わった配役は割愛しました。
フレッド・ウォーバスク
桜木みなと(湖月わたる、柚希礼音、龍真咲、彩風咲奈)
バーバラ・オブライエン
春乃さくら(白羽ゆり、夢咲ねね、愛希れいか、夢白あや)
アンソニー・ランドルフ
水美舞斗(安蘭けい、凰稀かなめ、美弥るりか、朝美絢)
エドワード・スノードン
松風輝(英真なおき、英真なおき、越乃リュウ、真那春人)
キャサリン・リパートン
愛すみれ(しのぶ紫、花愛瑞穂、咲希あかね、有栖妃華)
オレステス・カラマンディス
秋奈るい(にしき愛、美稀千種、響れおな、天月翼)
ブランドン・オサリバン
叶ゆうり(未沙のえる、未沙のえる、綾月せり、凛城きら)
エレクトラ・カラマンディス
花菱りず(朝峰ひかり、毬乃ゆい、妃鳳こころ、沙羅アンナ)
ロバート・ストックトン
若翔りつ(高央りお、美城れん、綾月せり、透真かずき)
ヴィクトリア・スノードン
天彩峰里(万里柚美、万里柚美、玲実くれあ、妃華ゆきの)
マーシャル・ウェンズワース
鷹翔千空(立樹遥、十碧れいや、星条海斗、叶ゆうり)
デイモン(ダンサー男)
真名瀬みら(大真みらん、碧海りま、貴澄隼人、紗蘭令愛)
ヘンリー
雪輝れんや(水輝涼、ひろ香祐、なし、一禾あお)
マクニール・オコーナー
風色日向(涼紫央、鶴美舞夕、光月るう、諏訪さき)
ルイス
凰海るの(天霧真世、天霧真世、輝城みつる、壮海はるま)
エリック
輝ゆう(美稀千種、壱城あずさ、瑞羽奏都、麻斗海伶)
フランク・ペンドルトン
亜音有星(柚希礼音、夢乃聖夏、紫門ゆりや、華世京)
リリー(ダンサー女)
二葉ゆゆ(琴まりえ、妃咲せあら、紗那ゆずは、琴羽りり)
ドリー・マコーミック
きよら羽龍(陽月華、早乙女わかば、愛風ゆめ、音彩唯)
デイブ・キャシディ
大路りせ(和涼華、麻央侑希、煌月爽矢、紀城ゆりや)
クラウディア・ヘニング
風羽咲季(羽桜しずく、稀鳥まりや、花陽みら、琴峰紗あら)
ビリー(ダンサー男)
奈央麗斗(綺華れい、天寿光希/大輝真琴、星輝つばさ、蒼波黎也)
マイケル・ウェイン
織史青(如月蓮、千寿はる、蓮つかさ、絢斗しおん)
4作品とも、それぞれに配役の傾向が異なるので一概に「この役は、、、」という判断はできないです。
でも印象としては、今回の宙組、けっこうチャレンジしてきた感じ?
安定を捨てて、いろいろ企んでる?
配役を見たとき、最初にそんなことを感じました。
これまでの配役とは少々傾向が違うし、少しずつ山は動き始めているのかしら、と。
気になるのはやっぱり101、102、103よね
そう来るんだ、、、って感じ。
私の中でいちばん印象に残っているのが初演だから、当時を良く知る身としては、こってぃ(鷹翔千空)の配役を見た瞬間は、正直なところ、、、
こってぃ。。。↷
ってなりました。(笑)
当たり前のように「フランク」をやるもんだと、勝手に決めつけていた故、、、なんでーーーー!?ってなった。(笑)
もしや、ひなこちゃん(風色日向)がフランクなのか?と思ったら、こっちはオコーナーさん!?
どうした宙組?
なんとフランクはあのんくん(亜音有星)。
こってぃ、ひなこちゃんを飛び越えて、あのんくんなの???
宙組のキャスティングの行間が読めなさ過ぎて、プチパニック。(笑)
学年的にはあのんくん、ある意味この配役で正解だとは思いますが、このタイミングでなぜ?ってなりまして。
私の中ではとにかく「スーパーホープ・柚希礼音が演じた役」としてインプットされているフランクさん。
星再演と月組ヴァージョンでは一定の時期に路線から外れて行った別格系スターさんでしたが、直近である雪組公演では華世京くんが演じ、ふたたび「スーパーホープ」ポジが復活しています。
こってぃのフランク、観たかった。
ただ、一方で、別箱作品はスタークラスが普段とは違うポジションや役柄で冒険ができる場でもありますよね。
「経験を積む(お勉強する)」ということが可能な場。
こってぃの演じる船長さんは、ちょっとおかしな(失礼!… 笑)愉快なコメディ要素が高い役なので、それを、いぶし銀タイプのこってぃが演じると、どうなるんだろう?という楽しみはあります。
とか言いながら、最近は散々オフステージの「Lovely こってぃ」ばかり見ちゃっているから、まんまかも知れないですけどね、、、。(笑)
ひなこちゃんにしても、年相応の青年役ではない(しかもオンナ好き…笑) オコーナーさんを演じるのは勉強になるはず。
逆に、フランクという儲け役をもらったあのんくんにとっては正念場。
ここで爪痕を残さないと、その先の人事に影響していくような気がします。
鷹翔千空、風色日向、亜音有星、それぞれに与えられた「学びと成長」のチャンスをどう生かすかが問われる博多座公演。。。ってことなのかな。
勝手にそんな風に行間を読んでみました。
でも、むずい。(笑)
その他に気になる役どころ
おはねちゃん(きよら羽龍)は予想通りのドリーちゃんでしたね。
この作品はおもだった娘役の役が少ないので、実質娘役の2番手格でちょっと「おまぬけ感」のあるカワイイ女の子であるドリーを演じるのは、おはねちゃんしか想像がつかなかったので、ここは順当な配役だったと言えます。
が、その裏で、これまで宙組準ヒロインの名を欲しいままにしてきたじゅっちゃん(天彩峰里)の役がないな~と思っていたのです。
ふたを開けてみれば、ヴィクトリア。
なるほどね。
彼女がヴィクトリアを演じている姿はイメージできます。
ただ、個人的にはついにヒロイン2番手格にも限界がきたのかしら、、、と考えてみたり、これを境に宙組内の娘役人事が一気に動くのかも、と思ってみたり。
劇団はこれまで何があっても頑なにじゅっちゃんのポジションを下げることなく、彼女は不思議なくらい優遇されてきた印象があります。
とはいえ、いろいろ、いろいろ、いろいろあって、完全にタイミングを逃してしまった。
トップ娘役になるチャンスを逃してしまっただけでなく、ここ数年で、すっかり「卒業するタイミング」すら逃してしまっているように感じているのは私だけでしょうか。
ビジュアルも華やかで、実力ある娘役さんなだけに、ここまでに至る彼女の宝塚人生を思うとなんとも複雑な思いと残念な気持ちがこみ上げてきます。
新生宙組の人事はどこへ向かうのか
この博多座公演を終えたとき、宙組の人事は動き始めるのでしょうか。
それとも単なる「外箱仕様」なだけ!?
トップと2番手が揃って95期であることを考えると、その下に続く鷹翔千空、風色日向、亜音有星をいつまでもドンづまらせている時間の余裕は、いまの宙組にはないはず。
もえちゃん(瑠風輝)を星組に送り出しただけでは、結局何も解消されていない現状。
ただ、もえちゃんよりも上級生であるみなちゃん(水美舞斗)をずんちゃんの下に置いたことで、考えたくはないけど「時間稼ぎ」にはなっているのかも。
これは状況は違えど雪組のなおちゃん(瀬央ゆりあ)も同様なのですが、、、
同期トップを支え、名実ともに揺るぎない2番手として活躍したのちの退団ありき、だとすれば、やっぱり次世代を整えるための時間稼ぎにしか思えません。
ちなみに、何度でもしつこく言いますが、まだ、なおちゃんの大羽根は諦めてませんけどね。(笑)
みなちゃんにもトップになって欲しいと思ってますよ、心底、ね。
時間稼ぎだなんて思いたくないけれど、でも、もしも本当になおちゃんやみなちゃんが、2番手として組を盛り上げて去っていく現実がやって来るのだとすれば、、、
この先、同じような道を歩むスターさんが、ひとりでも少なくて済むように、しっかり人事を回してくださいよ、劇団さん!!!
まとめ
スター制度を守り続ける宝塚。
公演ごと、配役がでるたび、たぶん生徒さん本人よりも一喜一憂しているのが宝塚ファン。
疲れるけど、楽しい。
切ないけど、離れられない。
そんな「人生になくてはならない宝塚歌劇」への想いを胸に、、、
さて、明日も現実世界のお仕事ですね。(笑)
今週もあと2日、がんばりましょ~。


