
月曜日なのに花組、来た!!と思ったら、『Goethe!』チームでしたか。
ならば、いよいよ『DEAN』も発表きますかね♡
なんだか、あえて、劇団からめちゃくちゃ焦らされてるきがする、、、(笑)
配役予想の答え合わせ
一部の配役が発表されたときに、オリジナルを基に主なキャストについて配役予想をしましたので、今日はその答え合わせをサクッとして置こうと思います。
なんと今回は豪華に6人が波線上。
ガイズ並み。
海外物は基本的にメインキャストが多いですからね。
さて、私が配役予想でピックアップしたのは11人いました。
順に見ていきましょう。
ヨハン・ゲーテ
主人公のゲーテさん。
もちろん、永久輝せあ。
情熱的で繊細、自由を求めながらも現実に縛られるゲーテ。
その葛藤をひとこちゃんがどう演じるのか。
オリジナルの主演俳優さんは絶賛されていたようなので、プレッシャーも大きいかと思いますが、ひとこちゃんの個性を生かした「宝塚の」ゲーテを楽しみにしています!
シャルロッテ・ブッフ/ロッテ
優しく聡明で大家族を支えるヒロイン、ロッテは星空美咲。
婚約者がいながら、ゲーテとの禁じられた恋に落ちて行くという役どころ。
ゲーテがこの経験によって文学的に覚醒していくというほどの恋なので、ゲーテにとっても、この作品としても、とても重要な役割を担っています。
ヴィルヘルム・イェルサレム
ゲーテの親友であり心の支えであったとされる、ヴィルヘルム・イェルサレム。
やはりこの役が聖乃あすかでしたね。
孤独と絶望、そして悲劇的な運命を背負ったこのヴィルヘルムは、ほのかちゃんの新たな一面を引き出してくれそうですね。
アルベルト・ケストナー
やはりここで予想通りの侑輝大弥、登場!
嬉しい♡
ロッテの婚約者で、情熱的なゲーテと正反対、堅実で真面目な青年として描かれているようですが、絶対カッコいいに決まってる。(笑)
ゲーテとロッテをめぐる三角関係の中心人物なので、期待大!!
ロートショプフ
「赤毛の女性」を意味するとされるキャラクターの女性で、ユーモア担当。
オリジナルの香盤順で言うとアルベルトよりも上にきていたから、誰が演じるんだろう?と思いつつ、個人的なイメージと好みで咲乃深音ちゃんを挙げていましたが、、、
まさかの、美空真瑠!
最近、男役さんに女性キャストが振られることが多いですね。
昔からもちろん多々ありますが、近年は海外ミューが増えたというのもその理由のひとつでしょうね。
基本的に海外ミューは女性の主要キャストが多いですし、宝塚版を上演しようとすると男役のメインどころの役が足りない。
そしてある種の「育成枠」で新進男役が女役を割り振られるというね。
いやぁ、でも赤毛のユーモア担当マルちゃん、楽しみ♡
星組の稀惺かずと、大希楓もバウや全ツで大活躍中ですが、花組も105期が波線上に2人もイン!とはね。
メフィストフェレス
オリジナルでは、この役はカンマ―マイヤーさんを演じている人が兼ねていましたが、、、
105期、夏希真斗、なんと波線上できましたよ。
予想では美空真瑠くんでした。
メフィストと言えば、私の中ではかなめちゃん(涼風真世)。
ウタコさん(剣幸)トップ時代の『天使の微笑・悪魔の涙(作演出:小池修一郎/大劇場デビュー作)』でファウストが描かれた際に、かなめちゃんが悪魔メフィストでした。
このときのメフィストが好評で、のちに小池先生が涼風真世主演のバウ『ロスト・エンジェル』というスピンオフ作品を送り出しています。
現代の芸能界を舞台に描いた『ロスト・エンジェル』をでは、1996年に雪組で初演された『エリザベート』の楽曲が4曲も使用されていて、「涼風真世でぜひともエリザベートを上演したい!」と願っていた小池先生の思い入れが伝わります。
この作品が上演されたときには、まだエリザベートなんて知らなったのですが、のちにエリザベートが宝塚で上演されたとき、「なんか聴いたことあるぞ、この曲」「あれ?なんだったけ、この曲は」と、不思議な感覚にとらわれたのを覚えています。
あと、全然関係ない話ですが、『ロスト・エンジェル』といえば思い出すのが、、、
♪サル~!ゴリラ!チンバンジー♪と陽気に歌う天海祐希氏の濁声。(笑)
ものすごく印象に残っていて、いまだに頭の中であのゆりちゃん(天海祐希)のサルゴリラチンバンジーが自動再生されます。
わかる人にはわかる、、、でしょう、きっと。(笑)
盛大に話が逸れましたが、105期、ここから各組微妙な駆け引きが始まっていくのかな。
ヨハン・カスパー・ゲーテ
これはね、予想でも一択でしたが、、、やはり専科からご出演の高翔みず希さんでしたね。
出演メンバーを見渡す限り、さおたさんしか適任がいません。
ハインリッヒ・アダム・ブッフ
こちらはヒロイン、ロッテの父親。
これも珍しく予想通りの峰果とさんでした!
温厚で優しい父親像がハマりそう。
カンマーマイヤー
オリジナルではメフィストと同じ人が二役を担っていて、ファウストに繋がる重要な役どころと紹介されていましたが、宝塚版ではそれぞれの役がセパレートに配されたんですね。
どんな流れになるのか気になります。
こちらは紅羽真希さん、ベテランが配されました。
アンネ・ブッフ
こちらも予想通りの配役でした。
どうしたことでしょう。(笑)
ロッテの姉で、ロッテとは対照的な立場で描かれているというアンネは、新公ヒロイン経験者の七彩はづきちゃん。
でも出演者の一覧を眺めていると、選択肢って意外と少ないんですよね。
『DEAN』に複数のヒロインを持っていかれているし。
シュレイン
この辺りの役は、作品の中でどの程度の比重なのかはよくわかりませんが、、、
ケストナー(侑輝大弥)の部下なので、出番はそこそこあるのかな。
保守的な社会を象徴している役のようです。
根拠なく龍季澪さんかな~って書いていましたが、おしい!(笑)太凰旬くんでしたね。
ボルクマン
同じくケストナーの部下で、こちらは司法の世界を象徴的に担っている役だそうですが、予想では紅羽真希さんでしたが、海叶あさひくんでした。
シュレインとのコンビで出てくることが多いんだろうか?
立ち位置が分からないな。。
予習の復習(笑)
前回の配役予想の際にも書いたことですが、この作品は、単にゲーテという偉人の人生そのものを描いたミュージカルではなく、ゲーテが生きた中での「青春の葛藤」を抽象的に、そして、ドラマチックに脚色してるようです。
主人公のゲーテ、ヒロインのロッテ、婚約者のケストナーは三角関係の核となり、のちのゲーテの作品に大きな影響を与えます。
友人イェルサレムとは友情と悲劇、そしてその経験がやはりのちの作品を生み出しています。
ゲーテとロッテそれぞれの父親たちは、現実社会の制約を象徴し、メフィストやカンマイヤーは秩序と規律×影なる声、悪魔のささやきの狭間にある内面の葛藤を象徴しています。
ドイツ語圏のミュージカルって、なんとも哲学的。
エリザベートもそうですが、ものすごく深いですよね。
私は American なBWとかのミュージカルよりも、こうした深みのあるある種「考える」ミュージカルが好きです。
めちゃめちゃ楽しみです。
配信ありますよね?
花組さん、人気がジワジワ上昇中ですよね。
アルカード様効果!?
チケットがま~ったく手に入らない!!
なので、またしても配信でしか見られませんが、、、
ってか、配信、ありますよね?
なければ今ごろもう「やらないからね~」ってしら~っと発表してますよね?
あの、衝撃の「BIG FISH」のときのように。(笑)
あれは幸いにも劇場で観ることができたから良かったけど、、、さ。
いや~これ、観られなかったら泣く。
『DEAN』も大丈夫か!?